建物の造り方や現場の状況により、どの方法がベストの解体工法かを考えご提案しています。
主だった解体工法の4種類をご説明いたします。
隣家との状況、建物の構造などにより機械での解体作業ができない場合では、手壊しとなります。 振動・騒音・粉塵を軽減し、発生副産物の分別も容易に行えるが、通常解体作業よりも工期がかかります。
隣家との状況、建物の構造などにより機械での解体作業が行えない部分まで手壊しとなり、 その後、機械作業で行います。通常作業よりも工期がかかります。
この工法はブレーカーのピストンによる衝撃力により、コンクリートを繰り返しノミで打撃してひび割れを進展させ、 破壊するものです。
鋏状(ハサミジョウ)の油圧作動刃先で鉄筋コンクリート部を挟み込み、圧縮・曲げなどを加えてコンクリートを圧砕すると同時に鉄筋も切断する大型の油圧式圧砕機は、優れた作業能率を持ち、かつ比較的低騒音・低振動であることから市街地での解体工事に多用され、最も一般的な鉄筋コンクリート構造物解体工法となっている。